右打ち左投げ

50音で遊ぶだけ〜

最近。

毎週火曜日はゼミがあって、もう大学四年生にもなると学校に行く理由がゼミくらいになるんですわ。毎週2〜3人が卒論のテーマを話して、それに対して他の子達がああだこうだと小さい声で言い合う素敵な時間です。

今日はNYのロゴが入った帽子(よく見るやつ)を被った女の子がいて、それに対して教授(以下「ボス」と表記、その方がかっこいいから)が、「今日その帽子を被ってきた子を見るのは3人目です。」とどの角度からも受け取れる爆弾を投下。広島サミットを終えたばかりなのに。緊張感ある空気に包まれた。その後、再びボスは口を開いてこのように言い放つ。

「大谷さんの影響もあって、今はヤンキースではなくて、エンゼルスの方が人気だと思っています。エンゼルスの帽子は被らないんですか?」

おいおい、ボス。冗談はよしてくれよ?とチラッとボスの顔を見ると真顔でした。マジでした。ファッションにステータスを振り分けなかったせいでそのような発言が生まれたのかと思ったのと同時に僕の中に新鮮な空気が通り抜けたような気がしましたね。その考え方もあるのかって。なんかその分野にはボケる要素がないって勝手に思っていたけどそんなこともないなと。今回は「なおエ」(「なお、エンゼルスは敗れました」の略)ではないです。僕の中では勝ちました。

ゼミ終わりになると女子はすぐ帰ります。多分イケてる連中だからパーティーに行くんだと思う。残るのは僕を含めた男子3人。とボス。一人はイケメンですが残りは「なおエ」(この場合、「なおエッチしたことありません」の略)です。やかましわ。世間話を中心に10分くらい話すんですけど、これが面白い。話の内容ってよりかはボスが段々と僕らに心を開いてくれているような気がするところが最高。いつもは敬語で話すけど、たまーにテンションが上がるとタメ口になる。

ボス「私は昔、経験として酒とタバコとギャンブルしてました。」

おで「先生、そんなキャラじゃないと思っていました、特にタバコ。吸ったことがあるんですか?

ボス「あるよ!!!!(^_^)(満面の笑み)」

たまんねぇ〜〜〜。

学生のうちに一回り以上年上の人と話すという機会はないと思っているので、大切にしたい。

ボスはこのゼミの時間、「学びになるのでお話ししていて楽しいです。」って言ってましたよ、ゼミのみんな。良かったね(^^)

ゼミに行くというよりかはボスを含めたみんなと話しに行っている、今すぐ自分にとっての糧になるわけではないけど、話をしたという思い出が何らかの形になって自分に返ってくるといいなと思います。